ソーラーシェアリングのブルーベリー・ファームが誕生しました

ソーラーシェアリングのブルーベリー・ファーム誕生

2018年9月21日

岐阜県美濃加茂市内でソーラーシェアリングのブルーベリーファームが誕生しました。遮光を妨げない防鳥ネットを採用したお陰でソーラーシェアリング下部に明るい太陽光が差し込みます。

 

このほど岐阜県美濃加茂市山之上町地内に、ソーラーシェアリングのブルーベリー栽培農場が完成しました。

農場主の永続農家推進協議会会員の松田徳(いさお)様によればいくつかある水田のうち、この水田だけが離れており、農機具の運搬や農作業に大変手間が掛ってなんとか別の活用がないか思案されていたところ、当社が取り組んでいたソーラーシェアリングに目が止まりご相談を頂きました。

美濃加茂市山之上町は梨・ぶどうなどの栽培が盛んでフルーツ農園が沢山あります。

ブルーベリーは近隣のフルーツ農園との競合も少なく、農作業時間も比較的短いことから生産メリットが期待できると判断し、ポット式養液栽培方法の専門家の指導によるブルーベリー栽培をお奨めし完成に至りました。

太陽光パネル以外の遮光をできるだけ妨げないように、岐阜県ブルーベリー協会が推奨する防鳥ネットを採用しました。ネットによる太陽光の妨げはほとんどなく、ネットが張ってあることを感じない程です。

現在は12品種のブルーベリーをポット式溶液栽培によりエリザベスやレガシーなどの品種が合わせて120株養生されています。

順調に成長すれば来夏に50円玉位の大きさのブルーベリーが出荷できそうです。

楽しみですね。